お姉ちゃんと別れて、近江さんと2人で落ち着いて話ができる特別教室へ入った。勝手に使っていいのかな? と思っていると、近江さんから、部室として使ってなければ大丈夫とのこと。教室に入ってから、適当なところで椅子に座った。 … 続きを読む 女神の愛し子 10
投稿者: hirone
女神の愛し子 9 梨里
昔、婚約者だった――その言葉は衝撃的だった。2人には何かあるとは思ってたけど、まさか、前世で婚約者だったなんて。 ……正直、あの男の一方的な想いじゃないのかしら? なんて、思ったりもしたんだけど――そんな、簡単ものじゃ … 続きを読む 女神の愛し子 9 梨里
女神の愛し子 8
わたしが感情的に訊ねると、お姉ちゃんは顔をしかめて口籠った。……って、本当に何を話していたの!? 余計気になるよっ。 「俺が君のお姉さんの後ろ姿を見て、君と間違えたんだ」「わたし、と?」「ああ」 少しバツが悪そうな顔 … 続きを読む 女神の愛し子 8
女神の愛し子 7
放課後になって、友達と少し会話をした後、いつも通りに図書室に向かった。 いつもは、ある程度図書室で過ごして、読みきれなかったらその本を借りて行くんだけど、昨日の出来事のせいで本を借りることを忘れていた。まあ、昨日は次を … 続きを読む 女神の愛し子 7
女神の愛し子 6 梨里
目の前の男の言うことが信じられなかった。 前世? なにそれ。でも、この男が言うことが本当なら、この男と妹が前世で恋人同士――だったかもしれない――ってこと? 私に前世の記憶なんてないけど、前世の記憶を持つ人がいるという … 続きを読む 女神の愛し子 6 梨里
女神の愛し子 5 遥斗
教室を出たら、彼女にそっくりな後ろ姿の女子生徒を見つけた。思わず追って、肩に手をかけてみるものの、振り返った顔は、彼女と似ているけど彼女ではなくて。どうしようと戸惑っていると、張り付けた笑みで「説明しなさいよね」と言わ … 続きを読む 女神の愛し子 5 遥斗
女神の愛し子 4 梨里
私の名前は鈴木(すずき)梨里(りり)。高校2年生で、年子の妹、梨世との2人姉妹。両親は共働きで、多分、普通の家庭なんだと思う。 母もフルタイムで働いているので、家事は妹と2人でしている。母に言わせると、「2人とも、いつ … 続きを読む 女神の愛し子 4 梨里
女神の愛し子 3
体がふわふわと浮いているような感じが抜けなくて、覚束ない足取りで家に帰った。 図書室であった事が現実味がなくて、でも、抱きしめられた時の相手の鼓動の速さとか、温かさとか、そういったのは夢じゃなくて現実で。でも、それを認 … 続きを読む 女神の愛し子 3
女神の愛し子 2
トクトクと通常より早い鼓動が相手の胸から聞こえる。そのせいか、外の騒がしさが全然聞こえない気がする。 えーと、図書室で本を読んでいたのに、これは夢なのかな? 思わず思考を放棄しそうになるけど、相手の抱きしめる力強さ … 続きを読む 女神の愛し子 2
新しい話を始めました。
新しいお話を始めました。『女神の愛し子』です 正直、話の流れはまとまっているものの、どこで終わりにしようか悩みどころな話ですが…(ただイチャイチャしてるだけの話かもしれない(;’∀’)10話ちょっとストック作ったけど、な … 続きを読む 新しい話を始めました。