第3章 リナとゼロス、そして創世記-10

 リナが前ゼフィーリア女王の第一子――この言葉を聞いたとき、ゼルガディスは今までにないほど驚いた。 ゼルガディスはリナがこの城に来た時に、リナの素性を調べていた。そして、リナは今は隠居している前王の落胤ではないかという推 … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-10

その4 『くらげん』購入方法

くらげん購入申込用紙   このたびはJ.F.カンパニー新商品『くらげん』お求めくださってありがとうございます。ご購入につきましては、下記用紙に必要事項を記入してから、同封の封筒にて当社宛にお送りください。また、同時に く … 続きを読む その4 『くらげん』購入方法

第3章 リナとゼロス、そして創世記-9

「おいっしっかりしろ!」  シルフィールはルークに顔を軽く数回叩くと、だんだん意識がはっきりしてきたのか、「……きゃあ! すみませんっ!」と叫びながらルークから離れる。 慌てて離れたためよろけてしまい、ルークが倒れないよ … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-9

いつかどこかで。 05

 結局、リナはあの店から出てガウリイについていくといい、ガウリイは違約金の金貨二十枚を受け取り、領主の城を後にした。 三人は黙々と店に向けて歩いていたが、途中でリナがぼつりと呟くように謝った。 「……ごめんなさい」「リナ … 続きを読む いつかどこかで。 05

いつかどこかで。 04

 この地の領主(ロード)アーサー=ブラウニングは、問題の三人と息子であるハロルドを執務室に招き入れ全員がそろうと口を開いた。 「まず、リナ=インバース、息子の非を詫びよう。申し訳なかった」「いえ、今後このようなことがなけ … 続きを読む いつかどこかで。 04

いつかどこかで。 03

 店にはたくさんの人が働いている。彼らは朝食のため、食堂にはたくさん人が集まる。 そんな中に、リナはガウリイを連れて朝食をとるために食堂に行った。 朝、誘った男をこうして食堂に連れてくるのは珍しくない。 だけど、あのリナ … 続きを読む いつかどこかで。 03

いつかどこかで。 02

 男は楽屋にたどり着くと、いきなり「出て行け」と言われたじろいだ。 けれど、それは決して男に向けたものではなかった。 「いい加減にして! あたしはあんたと付き合う気がない、って何回言えば、あんたのその腐った頭は理解できる … 続きを読む いつかどこかで。 02

いつかどこかで。 01

 夜の帳が下り、町は各々灯りをつけて賑わいはじめる。 昼は割りと閑散としている一角が、夜になると賑わいはじめ、人々はそこへ集う。 そんな中、一人の男が同僚とともに足を踏み入れた。 「ここさ。俺のお勧め」「ここか?」「ああ … 続きを読む いつかどこかで。 01

第3章 リナとゼロス、そして創世記-8

 旧世界の遺産――魔族の欠片と聞いても、リナはピンと来なかった。 神族も魔族も神話の中の物語であり、今はただ、その名残として遺跡が各所に残るのみだ。 あちこちに建っているスィーフィードを祀る神殿も形だけのもの。 「……で … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-8

第3章 リナとゼロス、そして創世記-7

「んじゃ、ちょっと荒っぽいけど、シルフィールには風の結界を張ってもらって、あたしが風の魔法で押し出す方法で行くわよ」「……え!?」「まあ、荒っぽいけど、浮遊(レビテーション)でちまちま移動するよりはだいぶ早いと思うから」 … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-7