放課後になって、友達と少し会話をした後、いつも通りに図書室に向かった。 いつもは、ある程度図書室で過ごして、読みきれなかったらその本を借りて行くんだけど、昨日の出来事のせいで本を借りることを忘れていた。まあ、昨日は次を … 続きを読む 女神の愛し子 7
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女神の愛し子 6 梨里
目の前の男の言うことが信じられなかった。 前世? なにそれ。でも、この男が言うことが本当なら、この男と妹が前世で恋人同士――だったかもしれない――ってこと? 私に前世の記憶なんてないけど、前世の記憶を持つ人がいるという … 続きを読む 女神の愛し子 6 梨里
女神の愛し子 5 遥斗
教室を出たら、彼女にそっくりな後ろ姿の女子生徒を見つけた。思わず追って、肩に手をかけてみるものの、振り返った顔は、彼女と似ているけど彼女ではなくて。どうしようと戸惑っていると、張り付けた笑みで「説明しなさいよね」と言わ … 続きを読む 女神の愛し子 5 遥斗
女神の愛し子 4 梨里
私の名前は鈴木(すずき)梨里(りり)。高校2年生で、年子の妹、梨世との2人姉妹。両親は共働きで、多分、普通の家庭なんだと思う。 母もフルタイムで働いているので、家事は妹と2人でしている。母に言わせると、「2人とも、いつ … 続きを読む 女神の愛し子 4 梨里
女神の愛し子 3
体がふわふわと浮いているような感じが抜けなくて、覚束ない足取りで家に帰った。 図書室であった事が現実味がなくて、でも、抱きしめられた時の相手の鼓動の速さとか、温かさとか、そういったのは夢じゃなくて現実で。でも、それを認 … 続きを読む 女神の愛し子 3
女神の愛し子 2
トクトクと通常より早い鼓動が相手の胸から聞こえる。そのせいか、外の騒がしさが全然聞こえない気がする。 えーと、図書室で本を読んでいたのに、これは夢なのかな? 思わず思考を放棄しそうになるけど、相手の抱きしめる力強さ … 続きを読む 女神の愛し子 2
女神の愛し子 1
わたしは放課後、図書室で本を読むのが日課だった。 校庭の賑やかさとは違い、静かな雰囲気と本の紙の香りがするこの空間が何よりも落ち着ける。今は本棚から面白そうな本を一冊取り出し、集中して一気に読み終わったばかりだった。 … 続きを読む 女神の愛し子 1