この国はスールという。隣国に比べたら領土は比較的小さい。けれど、ここでしか取れない特殊な鉱物のため、国は豊かといえた。 しかし、ある時王位継承の問題で国内は荒れた。まるで戦争でもしたのかと思われるほど酷かった。 それは … 続きを読む 番外編 呼び方
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第10話 物語はハッピーエンドで〆るもの?
結局、自分の思うようにしか動かないユージアルを、どうにかしようなんて考えるほうが馬鹿らしくて、私はあっさり黙り込んだ。 その間もクリードさんとヒュウが文句を言ってくれているので、そちらに任せる。 私はというと、起きてし … 続きを読む 第10話 物語はハッピーエンドで〆るもの?
第9話 プロポーズ?
この状況でこんなことをされるとは思わなかった。さすがに想定外のことばかり続くし、今もそれを上回る感じだったのですぐに反応できない。 だけど他に人がいることを思い出し、大きく見開いていた目を少し横にずらしてみる。 すると … 続きを読む 第9話 プロポーズ?
第8話 解決一歩手前?
なにがなにやら……この展開にまったく理解できずに黙っていると、扉が開いた。 そこにはクリードさんとヒュウ、そしてテルルさんに抱えられた子ども――私だと確認すると、急にテルルさんから飛び降りてこちらに向かってくる。 「フ … 続きを読む 第8話 解決一歩手前?
第7話 窮地?
こういう時はどう対処すればいいのか、師匠は教えてくれなかった。 そもそも、師匠は男の人だから、こういう状況になることはないんだろうけど。 どちらかというと、拘束される前に逃げろと叩き込まれてたんだっけ。ああ、拘束された … 続きを読む 第7話 窮地?
第6話 裏事情
剣を握り締めて立ち竦んでいると、どこからかまた名前を呼ばれる。 「誰!?」「フォルマリール様!」 ええと、この声は…… 「テルル……さん?」「大丈夫ですか?」「大丈夫というより……テルルさんこそ、なんでここに?」 … 続きを読む 第6話 裏事情
第5話 剣試合
ヒュウェット王子と剣を交えるのに、着替えるかと尋ねられたけど断った。 「しかし、それでは動きにくいだう?」「まあね。でもこういうのに慣れておくのもいいかなって」 なんかここから逃げられそうにないし、それならこの格好で … 続きを読む 第5話 剣試合
第4話 お気に入り度は何パーセント?
「……今まで八つ当たりで物を投げられたことがないわけではないが、遠慮なく本を投げてくる女は初めてだ」 投げた本は見事に王子――ユージアルの顔に直撃した。角ではなく平面が当たったから痛みは少ないだろうけど、代わりにユージ … 続きを読む 第4話 お気に入り度は何パーセント?
第3話 和やかムード?
私はいったい何をしているのだろう? そう思いながら、窮屈なテーブルマナーで料理を食べる。いやこれは食べるとは言わない。美味しいのかもしれないけど、味が全然分からないほど緊張していて、細かく砕いた食べ物を飲み込んでいる … 続きを読む 第3話 和やかムード?
第2話 シンデレラの作り方
泡いっぱいの浴槽に突っ込まれると、体勢を整えるまもなく押し込まれて、そのまま柔らかい布でごしごしと擦られる。さすがにこれだけ力を入れて熱心にされると、柔らかい布でも痛くなってくる。 溜まった十日間の垢を――いや、それ以 … 続きを読む 第2話 シンデレラの作り方