CALL 03

「ガウリイ!」  道路の向こうから声をかける彼女。オレは車が来ないのを見計らって道路を横断し彼女の元へと向かう。 一睡もしていない身には辛かったが、それでも彼女と会えるとそんな辛さも吹き飛んでしまう。 「……っ」  名前 … 続きを読む CALL 03

CALL 02

「だああああっ! 気色わりいいいいいぃぃっっ!!」  ルークの叫び声と共に、オレは今日もげしっと思い切り蹴られた。 「なんだ、ルークか」  だけどそんなこと全然関係ない。 昨日あれだけ口をすっぱくして約束を取り付けたんだ … 続きを読む CALL 02

CALL 01

「ほらぁ、危ないでしょ?」「ごめん……」  オレは急いでいたために、しっかりと確認もせずに道路に飛び出そうとしたのを一人のお姉さんが止めた。 実際止めてもらわなければ、オレはきっと天国街道一直線だっただろう。目の前を勢い … 続きを読む CALL 01

05 「やはり君でなくては」「そのようで」

 平穏な日常というのはそう続くものではない。平穏に慣れた頃には何かとトラブルが起きるものだ。 それは例外なくJ.F.カンパニー社長室でも起こった。 「いい加減にしてくださいっ!」  リナはバンッと思い切り重厚な社長の机を … 続きを読む 05 「やはり君でなくては」「そのようで」