第1章 出会い、そして、再会-12

 どうしてこんなことになったんだろう――リナは今の自分の状況を考えていた。 いつもの自分なら魔法を使って力づくでも逃げることはできたし、今もガウリイは強い力で拘束しているわけじゃない。けれどその腕を拒否する気になれなくて … 続きを読む 第1章 出会い、そして、再会-12

第1章 出会い、そして、再会-11

 リナはそのままガウリイに促されて歩いていく。城の中で、さらにガウリイに肩をつかまれた状態では、もう逃げることはできなかった。 その間、至るところから好奇心の目で見られて、リナは連れてこられたことを激しく後悔した。なんで … 続きを読む 第1章 出会い、そして、再会-11

おまけ

 ガウリイが思ったより早く『おあずけ』は解除された。 店を手伝わされて夜九時にお店を閉めたあと、彼はそのままリナと二階へと上がっていった。 手伝っている間は客の目もあったため、内輪の話をすることができなかったのと、リナが … 続きを読む おまけ

10. もう二度とはなさない

 次の日、『カノン』の前で休業の張り紙を見て、オレはすかさずリナの家に電話した。 いや、リナじゃなくてもいい、オレが行くまでリナが逃げないように捕まえていて欲しいと思った。 数回のコール音の後、ガチャリという音が聞こえる … 続きを読む 10. もう二度とはなさない