話し終わると、ネレウスの身柄は一度領主の下へ行き、これからをどうするのか検討することになった。 優花はまだ疲れているだろうということで、そのまま部屋に留まる。一人でぼうっとしていると、しばらくしてベルディータが戻ってき … 続きを読む 第09話 変化(5)
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オリジナル話
第09話 変化(4)
嬉しいと思った優花は、頬が緩んでいくのを止められなかった。 目が細くなり、口端が上に持ち上がる。 「ユウカさん?」 黙ったまま笑みを浮かべる優花に、村長が心配して尋ねる。 「はい?」「顔が笑ってるぞ」 何を言われた … 続きを読む 第09話 変化(4)
第09話 変化(3)
話し終えた後、彼らは一様に黙り込んだ。 ベルディータもある問題が浮上してきたため、それに関して考え直さなければならない。その問題は優花がどうにか出来ることではなく、必然としてベルディータが片づけなければならない。 もと … 続きを読む 第09話 変化(3)
第09話 変化(2)
間の悪いことに扉を叩く音がした。 でもここできちんと話をしておかなければ、後々引きずるかもしれない――そう考えて、優花は返事をするのに躊躇った。 けれど、ベルディータの方は気にしていない素振りで立ち上がると、扉に近づき … 続きを読む 第09話 変化(2)
第09話 変化(1)
目の前には心配そうなベルディータの顔。 優花の意識が戻ったのを確認したのか、はーっと深く息をはいた。 それを見てずいぶん心配かけてしまったことが分かった。 「ごめん」「心配した」「うん。心配させちゃってごめんなさい」「 … 続きを読む 第09話 変化(1)
番外編2 月日に合わせて変わる思い
欲しかったソレを偶然手に入れた。 けど、ソレを完全に手にすることが出来なかった。 ソレを手に入れる過程で、何か大事なことを思い知らされた気がして。 手に入れて自分のものにしようとしていたのに、気づくとソレを守る契約をし … 続きを読む 番外編2 月日に合わせて変わる思い
二人の花嫁 10
脅しが功を奏したのか、殿下はティータイムにマリを呼んで、二人きりで話す時間を作るようになった。 短い時間だけど、前のように他の人もいる夕食タイムと違って、たどたどしくも二人は会話をして過ごしているようだった。 お茶から … 続きを読む 二人の花嫁 10
二人の花嫁 9
それから―― 特に変わったことはなかった。 何やってるのよ、二人とも……という苛立ちをよそに、相変わらずほのぼのとした会話を続けている二人に呆れ、あれこれ口を出すのをやめた。 それよりもマリの本格的な教育が始まるらし … 続きを読む 二人の花嫁 9
二人の花嫁 8
泡が飛ぶバスタブの中で、マリの反応を窺っていると、マリの顔はどんどん赤くなっていった。 「……ふーん、マリも殿下のこと好きなんだね」「なっ、そっ…そんなっ、こっ……」「その動揺しているところから丸わかりなのよ。マリちゃ … 続きを読む 二人の花嫁 8
二人の花嫁 7
「ついでに保険じゃないけど、バレて面倒なことになったら、城から出してくれる?」「いいのか?」「まあ、当面の生活の保障さえあれば。今放り出されても困るけど」「わかった。俺の領地は割とここから離れてるから、そこで静かに住める … 続きを読む 二人の花嫁 7