27 ミオ、覗き見する(ミオ→アスル・アズール)

 軽く扉を叩いて、しばらくしてそっと開けた。 タマキちゃんの所に来る人は限られている。それに時間通りならタマキちゃんはお茶の用意をして待っていてくれる。 でも今日はアスル・アズールもいるから、ちょっとだけ開けて中を確認す … 続きを読む 27 ミオ、覗き見する(ミオ→アスル・アズール)

26 図星だと答えに困る

 アスル・アズールと二人で白い廊下を歩く。 黙っていれば普通なのになぁ、などと思っていると、それを察したかのように尋ねてくる。 「そういえば、彼女はいつからここに居るんだ?」「は? なに言ってんの。私と同じだって言ってた … 続きを読む 26 図星だと答えに困る

24 時には逃げるという選択肢も必要なのだ

 タマキちゃんとの間で話がまとまった。 もう一度、二人の関係を口にしてタマキちゃんに確認を取る。 「じゃあ、おさらいでこんな感じでいい?」「はい。それと偶然だけどここに一緒に来たことで、私がミオさんと離れたくないって言う … 続きを読む 24 時には逃げるという選択肢も必要なのだ

23 逃げ出すための口裏あわせを

 コホンと咳払いを一つして気を取り直す。 「ええと、見苦しいところを見せちゃって悪かった。アイツのことを言われると、どうしても拒否反応が出てねぇ……」「いえ、それにしてもミオさんって、そんなにアスル・アズールさんのことが … 続きを読む 23 逃げ出すための口裏あわせを

20 動揺

『早く乙女だと認めてしまえ。乙女なら、今のフィデールの状況もいい方向へ持っていくことが出来る。乙女の発言は、絶対なのだから』  耳元で囁かれる言葉は甘く、普通の女ならコロっと落ちてしまいそうな感じ。 でも、知っててやって … 続きを読む 20 動揺