アメリアの声に、ガウリイは僅かに光を見つけた気がした。 「本当か!?」「はい! すみませんが地図を持ってきてください!」「分かった」 ゼルガディスが素早く返事をして部屋から出ていく。 この部屋から執務室は近く、ゼルガデ … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-3
カテゴリー: 二次創作
第3章 リナとゼロス、そして創世記-2
現在、城の主であるガウリイは、同じ五聖家であるゼルガディス、ルーク、シルフィールと客人アメリア、そしてリナと食事を摂ることになっていた。 朝食のとき、リナは無事に部屋まで戻れただろうか、と心配しながら席つく。 けれど食 … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-2
第3章 リナとゼロス、そして創世記-1
城で下働きをしている者たちの朝は早い。まだ完全に夜が明けていない頃から動き出す。特に城内の食事を一手に引き受ける厨房は、ピークの時は戦場のようになる。 今はまだ余裕があるのか、下働きの女性たちはパンを作るために生地を練 … 続きを読む 第3章 リナとゼロス、そして創世記-1
第2章-3章 幕間 邂逅~出会い
セイルーンの王フィリオネルと第二王女がゼフィーリアを訪れたのは、第二王女であるアメリアが八歳のことだった。 聖地であるゼフィーリアは毎日旅人が絶えない。この親子も例外ではなく、外交のためというより聖地への巡礼に近かった … 続きを読む 第2章-3章 幕間 邂逅~出会い
第2章 自覚~思いが通う瞬間-17
信じられなかった。 失くしたはずのピアスが、ガウリイの右耳に飾られていたことが。 「うそ……」「嘘じゃない。確かにオレも最初は同一人物とは思わなかった。だってそうだろう? ゼフィーリア女王だった人が、かの国にない色をま … 続きを読む 第2章 自覚~思いが通う瞬間-17
その3 秘書の帰宅。
J.F.カンパニーの秘書であるリナの帰りは遅い。または精神的に疲れて帰ってきていることが多い。今日もコンビニで簡単に弁当を買いつつ、現在住んでいるワンルームマンションへと戻った。 「ただいまー。って、言ってもしょうがない … 続きを読む その3 秘書の帰宅。
その2 J.F.カンパニー新商品説明会予行練習。
「当社新商品の『くらげん』でございます。見たとおりくらげの人形(?)ですが、ペットのようにかわいがれば懐きます。先ほど人形と申しましたが、有機物から製作されておりますので、元来の人形のようなぎこちない動きなどはございませ … 続きを読む その2 J.F.カンパニー新商品説明会予行練習。
その1 J.F.カンパニー社長室の日常
「社長、いじけるのも結構ですがそろそろ仕事してください」「う…少しくらいいじけたっていいじゃないか」「だからってくらげに慰められてどうするんですか?」「くらげ…いいじゃないか。かわいくて」「かわいがるのは結構ですが、いい … 続きを読む その1 J.F.カンパニー社長室の日常
03 「もっと私を褒めてもいいだろう」「不可能です」
それはリナが入社して二ヶ月経った頃の話だ。 リナはいつものように出社すると、ロッカーに私物を放り込んで給湯室に向かった。 この時間は給湯室にはすでに人がいる。社長であるガウリイと同期――要するに一緒に会社を立ち上げた仲 … 続きを読む 03 「もっと私を褒めてもいいだろう」「不可能です」
第2章 自覚~思いが通う瞬間-16
――実はあいつはリナの前に別の女性を好きになっていた。 けれどその女性とは付き合うことも、 滅多に会うこともできない状況だった。 だから、あいつは近くにいるお前を身代わりにしたんだと思う。 ベッドに腰 … 続きを読む 第2章 自覚~思いが通う瞬間-16