ここに来てだいぶ経つせいか、タマキちゃんは人見知りはするものの慣れた感じでお茶を入れてくれた。 タマキちゃんの様子を見ていると、カップを目の間に出される。 「どうぞ」「あ、ありがと」「いいえ。でも嬉しい。私にも同じよう … 続きを読む 22 乙女会談
カテゴリー: オリジナル
オリジナル話
番外編 呼び方
この国はスールという。隣国に比べたら領土は比較的小さい。けれど、ここでしか取れない特殊な鉱物のため、国は豊かといえた。 しかし、ある時王位継承の問題で国内は荒れた。まるで戦争でもしたのかと思われるほど酷かった。 それは … 続きを読む 番外編 呼び方
第10話 物語はハッピーエンドで〆るもの?
結局、自分の思うようにしか動かないユージアルを、どうにかしようなんて考えるほうが馬鹿らしくて、私はあっさり黙り込んだ。 その間もクリードさんとヒュウが文句を言ってくれているので、そちらに任せる。 私はというと、起きてし … 続きを読む 第10話 物語はハッピーエンドで〆るもの?
第9話 プロポーズ?
この状況でこんなことをされるとは思わなかった。さすがに想定外のことばかり続くし、今もそれを上回る感じだったのですぐに反応できない。 だけど他に人がいることを思い出し、大きく見開いていた目を少し横にずらしてみる。 すると … 続きを読む 第9話 プロポーズ?
第8話 解決一歩手前?
なにがなにやら……この展開にまったく理解できずに黙っていると、扉が開いた。 そこにはクリードさんとヒュウ、そしてテルルさんに抱えられた子ども――私だと確認すると、急にテルルさんから飛び降りてこちらに向かってくる。 「フ … 続きを読む 第8話 解決一歩手前?
イラスト:BHVSCP
ふてくされたシンデレラ・ガール 「BHVSCP」のフォルマリール。トップ用だったので多少デフォルメしてあります。もうちょっと顔は童顔じゃない…と、思う…。無理やり城に連れてこられてこんな格好をさせられて、とぶすったれた顔 … 続きを読む イラスト:BHVSCP
第7話 窮地?
こういう時はどう対処すればいいのか、師匠は教えてくれなかった。 そもそも、師匠は男の人だから、こういう状況になることはないんだろうけど。 どちらかというと、拘束される前に逃げろと叩き込まれてたんだっけ。ああ、拘束された … 続きを読む 第7話 窮地?
第6話 裏事情
剣を握り締めて立ち竦んでいると、どこからかまた名前を呼ばれる。 「誰!?」「フォルマリール様!」 ええと、この声は…… 「テルル……さん?」「大丈夫ですか?」「大丈夫というより……テルルさんこそ、なんでここに?」 … 続きを読む 第6話 裏事情
第5話 剣試合
ヒュウェット王子と剣を交えるのに、着替えるかと尋ねられたけど断った。 「しかし、それでは動きにくいだう?」「まあね。でもこういうのに慣れておくのもいいかなって」 なんかここから逃げられそうにないし、それならこの格好で … 続きを読む 第5話 剣試合
第4話 お気に入り度は何パーセント?
「……今まで八つ当たりで物を投げられたことがないわけではないが、遠慮なく本を投げてくる女は初めてだ」 投げた本は見事に王子――ユージアルの顔に直撃した。角ではなく平面が当たったから痛みは少ないだろうけど、代わりにユージ … 続きを読む 第4話 お気に入り度は何パーセント?